インディーズ,マジで掘り出し物しかない. 一生やってる骨董市みたいな感じ. サブスクのおかげで気軽に掘れるようになって本当にありがたい

まだ商業的な意識がない状態の音楽はその人の考え方とか音の捉え方が直に表れる感じがする. 温故知新ではあるけど新しいインディーズも十分に今の音楽シーンを支えていると思う.

備忘録的にかなりハマったインディーズのアーティストを書き留めていく. おススメのアーティストがいれば随時連絡しなさい.

ちなみにインディーズの定義はよく分かっていない. ロックバンドに限る,みたいな意見もあるけど今回はジャンル混ぜ混ぜで自分が勝手にインディーズっぽいと思っているバンドを集めた

「これインディーズじゃないだろ!」みたいな意見もあると思いますが勘弁してください. そこまで深く考えて書いてないです

幽体コミュニケーションズ

「beat my spring!!!」の衝撃はすごい... シンセサイザーのすごさはあるんだけどギターの音作りもイケてる. メロディの親しみやすさと展開の面白さのバランスいい

ボーカルがピーナッツくんに似てるよね

ウ山あまね

聴いたことない音しか出せない人間. 順当に作ればすごく聴きやすい曲のはずなのに音が異常なせいで最高の曲になってしまっている

kurayamisaka

シューゲイザーを聴くきっかけになったバンド... ジャケ写で敬遠してたけど聴いてよかった.

このアルバムは高校生の女の子二人が卒業を境に離れ離れになっちゃうよ,っていうことを永遠に歌ってるんだが これがまたいい... 友達ってこうだよな...という気持ちと,つらいね...っていう気持ちが両立する.

公式の解説ブログもありますし,俺の貧弱感想とかどうでもいいのでとりあえずこれを見ながら聴いてください

https://note.com/unnyonsan/n/n14e95fc5fb55

えんぷてい

whim を聴いて一発でハマった. レトロに逃げず,でもリバーブ多めにドリーミーな感じを出すバンドはたくさんあるけど,えんぷていは遊び心というか余裕があってかなり聴きやすい. 言葉は少ないのに日本人の本能に訴えかけるようなメロディが良い. 歌がうまいんだとおもう.

シティポップ流行っているなあ,という気持ちになるが,結局こういう部分に戻ってくるんだろうな,と思う.

くずれ餅屋

歌謡だ!

なんとなくこち亀の雰囲気を感じる.

ミヤケ武器

「失礼しちゃうわ」がすごく良いからそのまま聴いてたんだけどどうやらミヤケ武器の本領はここではないらしい... ヒップホップとかとかブラックミュージックっぽいニュアンスがある曲の方がメインだと思う.

luv のボーカルギターもやっているらしい. 最近兼務の人も多いな,kurayamisaka もせだいと兼務してるし

No Buses

海外発信を狙ってるようなバンドだと思う. 無気力な感じは決して無気力で終わっていなくて,むしろ安心感すら感じる.

フー・ドゥー・ユー・ラブ

キイチビールなんだな. 呼び合った!は良いけどそれ以降は少し微妙かもしれないな,という印象がある.

ハシリコミーズ

ロックだけでなく,最近はサイケの雰囲気も感じる. ピアノの使い方が面白い. 明るいビジュアルとか歌い方,曲風だけど歌詞は結構暗さとかあきらめを含んでいて,そういうギャップが魅力だと思う.

Giallo

新人らしいが急にガチのガレージロックが来たな,という印象... ハイトーンボーカルがちゃんと金切り声でよいし,ギターの音もほとんど完成していてすごい.本当に新人か?

ビジュアルも相まって,まだ広がりそうだと思うが今はシティポップが流行っているのでメインストリームは難しいのか...という感想もあり... 個人的には Arctic Monkey の影響を強く感じる

ドミコ

ずっと応援してる.新譜もよかった.

多重録音だとは思うけど二人だけでこの厚みが出るのはすごいと思う.

離婚伝説

最推しだと思う. シティポップって nulbarich とか suchmos みたいなネオシティポップになりがちだし,そういうのも大好きなんだけど,離婚伝説は直球のシティポップの系譜で作っているような気がして好き.

グソクムズ

ネオ風街だと思ったことは一度もないが(逆張り),新譜は全然雰囲気が違ってすごくよかった. ほんとはロックがやりたかったらしい. こういう自我の出し方はかっこいいね

Billyrrom

ほんとうに新人か?(n 回目) 次の suchmos とも言われているらしい.ホンマか?

Bialystocks

かなり落ち着いていて聴きやすい. 2023 ~ 2024 でのエンジニアリングの伸びが異常だと思う. こんな急に聴きやすくなるもんですか?

BREIMEN

ベースボーカルやっぱ良いっス. 曲は完成度も演奏もレベルが異常に高いのに程よく気が抜けていていい. YMO の増殖を意識しているらしい.

レッドツェッペリンを目指していると聞いた. またサイケっぽくはないか.

家主

王道ロックだな,という印象がある. 映像がまだ手作りっぽいので金かけられるようになったらもっと面白いのかもなあ… でもハンドメイド感が上手く刺さっているとも思うんだよな

台風クラブ

「第一集」とか言うし雰囲気からフォークかと思ったけどただのロックだった. でも聴きやすくていい

錯乱前夜

これ,いいです

第一印象は blue hearts だし,ここらへんだろう,というのは今も印象として変わっていない. こういうアー写のバンドは肩透かしなことが多いんだけどちゃんと作っていて嬉しい(目線). でも必ずしも昔っぽい曲だけではなく今っぽいロックもやれていて器用だなと思います

Gateballers

やっぱここら辺 2010 年代のインディーJロックって雰囲気いいよな... MONO NO AWARE が個人的一位なんだけどそれに追随して好きだ...

活動ペースがネックだけど掛け持ち多いし忙しいんだろうな

songbards

濾過した andymori みたいな感じだ.

ボーカルが出家を考えたことがあり,その時期の考えとかを取り込んで歌詞を書いてるらしい. ここら辺のバンドは「消費するだけの世代に生まれてしまった僕らは…」という使い古されてカス雑巾みたいになった言葉で紹介されることが多いが,songbards は変に飾ってないし大げさに表現してなくていいなあと思う.

音もいい. 世の中には「音に厚みをもたせる」ことを勘違いしたフィルスペクターの案山子みたいな曲もあるが(自分にも刺さるが…)songbards の曲はちゃんと音をすべて聞かせようとしてくれる. エンジニアリングの上手・下手はあれど,音に隙間がある上手さとかはあると思う.

天国旅行

何がしたいのかがまだ分かっていないが,アナーキーとか inu 世代に寄せるならボーカルがもっと汚い方がいいかな,と個人的には思う

betcover!!

うーんというアルバムと最高なアルバムの差が激しい. かなり台頭してきていて個人的にも好きだが,これが認められる社会って相当成熟しているなと思う.

ゆうらん船

ゆうらん船で判断するべきではないバンドだが,相当いい. ジャケットの退廃さが刺さる.

踊ってばかりの国

ライブが面白いなあという印象がある. 全感覚祭 2018 の ghost はよかった. ボーカルから作ってない狂気をたまに感じるが本当はどっちなんだろうな

Khaki

メロディは派手なのに編曲が大人しいから聴きやすい. 最初は The buses に似てるなあとか思ってたが,Khaki の方が若干平成っぽくて好きだ.

NICO NICO TAN TAN

いや~マジでいい... 電グルじゃないか!と思ったら電グルらしい. テクノの古典ぽさも残しつつ,最新のアルバムではちゃんと新しい潮流も取り入れていて頭の良さを感じる. このユニットは音楽のすごさだけではなくアートとの融合みたいな部分でも特筆すべきものがあると思う. 映像やジャケットが音楽と相関を持って構成されていて,自分には珍しく MV を見ることが多い

downt

P-VINE はどうしてこうも素晴らしいバンドを発掘するのか... インディーズのシューゲイザーは kurayamisaka でよくないですか?と思っていたけど,そんなこともないと反省しました. どちらかというとオルタナティブらしい.13 月の印象が強かったな.

新東京

オシャレだ~

S.A.R.

やっぱラップってこういうのがいいよな...

ひとひら

日本のインディーズシューゲイザーってこんなに栄えてたのか. ボーカルの甘さと編曲の強さが相まって飽きない. 「つくる」-> 「国」の流れが良すぎる. 「こわすためにつくっている」この歌詞がアルバム全体を完成させていて,久しぶりに歌詞を見てよかったと思った.

その感激と記録

羊文学寄りのシューゲイザーって感じがする. 聴きやすさもだいぶ似ている. 失礼か

ANORAK!

Self-actualization and the ~~ で覚醒しすぎている.どうした? でもたしかに邦楽というよりは GreenDay の感じはするかもしれない

せだい

切なさマシマシのシューゲイザー

quoree

ジャケットの良さが先行して聴き始めたが中身も良い. 環境音というかインディーズのエレクトロはまさにこういう雰囲気だよな... 曲名に統一感があってかっこいい.

inu

パンクではない. 「___」 の良さから抜け出せていない. 「硝子色に似た」->「海が褪せる頃」の流れも素晴らしい. 手数の多さというか,サンクラ周辺の音楽を相当掘ってるような雰囲気を感じる. いや,本当に好きなアーティストだと思う...

KAURUI

今年に入って初めて知りました. なぜこんな才能を見つけられなかったのか…

海の名前が全曲良い. 「幽霊」でノらせてから「哥」で一気にエモ感情を殴ってくる感じ,永遠にループできる

「solar」もそうだけどスケールが大きい曲を安定する進行で終わらせてくれる実家のような安心感,ありがたい

サ柄直生

「夏の透濁」のジャケットに惹かれて聴き始めたが,いい騙され方だった. 夏をテーマにしたインディーズはたいていサマータイムレコードか久石譲になるんだが,そのどちらでもない夏を味わえる. 細かい高音の効果音や薄い高めのパッドがひんやり聴こえる曲はほんとうに夏だと思う

gaburyu

「Summer Loop Rework」 がかなりよく,繰り返し聴いている. 「条理加速の片隅~」はどうだろうか...初期のボーカロイドっぽいボーカルの方が合うと思うんだよな

ひがしやしき

この雰囲気でラップですか...という迫力に押された.

telematic visions

「town without sky」 結構名盤だと思う. XP 感とてもいいし,全てを飽きるまで聴かせてくれるのもいい.

猫を堕ろす

アーティスト名は終わってるし尖り方が下手だと思うが曲はいい. 「ポップの真髄」の「凪の音楽」はポップの真髄って感じがした (?)